久しぶりに期待大!の乙女ゲー「三国恋戦記〜魁〜」情報まとめ

 

 中国の古典「三国志演義」を元ネタにした乙女ゲーム。2010年発売の「三国恋戦記〜オトメの兵法!〜」に続く第2弾。

→「三国恋戦記〜オトメの兵法!〜」のレビューはこちら

制作:デイジーデイジー シナリオ:トム、宙地、中条ローザ

原画:スズケン

主な声優:鳥海浩輔、小西克幸、興津和幸、鈴木達央、花江夏樹

対応機種:Windows7/8/10

 

 2017年8月25日発売予定のパソコン用ゲームです。

 ※公式ホームページ様へのリンクは↓から。

   

 

主人公が「三国志」の時代とよく似た世界に飛ばされ、英傑達と恋をするというお話。

前作「オトメの兵法!」とは時代設定を変え、主人公・攻略キャラ共に一新。続編というより新作と呼ぶべきでしょうか。

 

 管理人が制作決定の報にふれて以来、久しぶりに期待大!と感じている乙女ゲー。

 現在明かされている情報をまとめつつ、このゲームのどの部分に期待しているのか?といったポイントをまとめてみました。

 


 

期待その1、デイジーデイジーさんの新作

 

管理人が「魁」に期待しているのは、前作「オトメの兵法」がおもしろかったから、というのももちろんありますが、それ以上にデイジーデイジーさんの新作だからです。

 「恋戦記」の後に出した「絶対階級学園~Eden with roses and phantasm~ 」がネットでなかなか高評価なんですよね。

 

 公式ホームページ様へのリンクは↓から。

    

       ※パソコン用ゲーム。2016年、プロトタイプ様から移植版「絶対階級学園 - PS Vita 」も発売されています。

 

 管理人はこのゲーム、遊んでいないんです。

すごくおもしろそうだなあ、とは思ったのですが、残念なことに、設定が好みじゃなかったんですよね。

 「学園物」で、「身分差を理由に主人公が迫害される」っていうの、苦手なパターンで。

でも、ネット上のレビューには、大いに惹かれるものがありました。

特に「主人公が無駄にちやほやされない」「攻略キャラごとに複数のルートがある」「バッドエンドも充実」という辺りがいいなと。

 

 「主人公が無駄にちやほやされない」というのは、要するに、登場キャラの主人公に対する態度にちゃんとリアリティーがあるってことです。

主人公だからって、過剰に持ち上げない。ゲーム中の価値観や状況に従って、「普通に」扱われる。

 これは乙女ゲームというものに何を求めるかにもよるのでしょうが、管理人の場合、あふれんばかりの愛や癒やしは求めていません。ほしいのはトキメキ(笑)。

 いい夢見せてほしいなとは思うけど、それには上手に嘘を重ねて、現実味のある物語を作ってくれないとね。

理由もよくわからずに、蝶よ花よと特別扱いされたら、冷めるし、引いてしまいます(笑)。

 

また、「絶対階級学園」は攻略キャラの人数こそ少なめですが、その分、キャラそれぞれに3つものルートがあって、各キャラの魅力を深く掘り下げてくれる、とのこと。

 管理人の場合、フルコンプはしないので、ルートが多いっていうのは「選択肢がある」という意味になります。

 色々やってみて、気に入ったルートを見つける。そういう楽しみ方ができるゲームっていいなと思います。

 

ルートによっては、かなり重たい内容のイベントやエンディングもあるらしく、そこは「人によって好き嫌いがわかれる」そうですが。

 ただ、レビュアーさんによっては、そのクセのあるエンディングの方がグッドエンドより好き、という意見もあるんですよね。おもしろいことに。

 確かに「三国恋戦記〜オトメの兵法!〜」でも、孟徳(曹操)の鳥籠エンドや、雲長(関羽)の花孔明エンドはじめ、印象的なバッドエンドが数多くありました。

 説得力のあるバッドは、時にグッドエンドより魅力的なもの。

 また、悲惨なバッドは、「次は絶対幸せなエンディングを見てやる!」という意欲にもつながりますよね。

 

 ……とまあ、こんなわけで。

 「絶対階級学園」には、管理人が乙女ゲーに望む要素がけっこうつまっているように見えるのですが、設定が好みでないため手が出ない……

 という欲求不満があったところに、「恋戦記」の新作が出るというではありませんか。

知らせを聞いた時には、本当に嬉しかったですとも。

 管理人の大好きな歴史物で!

 「絶対階級学園」で磨いたデイジーデイジーさんの魅力をたっぷりと!あますところなく!発揮してほしいのです!

 以下、新作「三国恋戦記〜魁〜」への期待をくわしく。

 


 

期待その2、めちゃめちゃハードな舞台設定

 

前作「オトメの兵法!」は有名な「赤壁の戦い」を中心に、のちに三国となる三勢力が争う話でした。

 「魁」はそれより前の時代、三つの勢力が台頭してくる以前、国中が乱れ、混沌としていた頃を舞台にしています。

 攻略キャラは「仲穎(ちゅうえい)(とう)(たく))」「奉先(ほうせん)(りょ)())」「本初(ほんしょ)袁紹(えんしょう))」「(はく)()(そん)(さく))」「華陀(かだ)(※カッコ内は本名。ゲーム内ではキャラクターは字(あざな)で呼ばれます)

 メーカーさん自ら「ダークヒーロー」と呼ぶ、非常に癖のある人物たち。

 

 ……いや、「三国志」を知らない人にはぴんとこないかもしれませんが、管理人的には「仲穎(董卓)」や「奉先(呂布)」は、たとえ「ダーク」でもヒーローとは呼べません。ぶっちゃけ、「悪役」です。

 同じ三国志のほぼ同じ時代をモデルにした乙女ゲー「十三支演義」でも、確か攻略キャラにはなっていなかったはず。

 この5人、史実においては全員が、不遇な、あるいは非業の死を遂げます。

こんな連中とどうやって恋愛するんだ主人公。というより、ちゃんとハッピーエンドになるのか!(笑)

 

 時代設定にしても、「乱世」という言葉が生ぬるいような乱れっぷり。

きのうの友が今日の敵、裏切りと謀略が渦巻き、首都は焼き払われる、皇族でも簡単に殺される、法とか正義とかどこいった!というくらいの世紀末。

 普通に考えて、現代生まれの女の子が生きていける世界じゃありません。

 今作の主人公は、道場の娘で、今時じゃない古風な女子高生で、弓の達人、ということですが。まさか、戦うのか?(笑)

 

 しつこいようですが、管理人は「歴史物」大好き。そして「障害のある恋」にはいっそう萌える!

 前作「オトメの兵法」の場合、戦乱の描写については正直ヌルいと思う箇所もありました。(本格的な歴史ゲームや歴史漫画に比べれば、ってことで、乙女ゲームとしてはがんばっていた方だと思いますが)。

 

 公式サイト様によれば、「魁」では『前作以上に戦いや死がリアルな、英傑達の荒々しい野望がぶつかり合う世界で、』『キャラルートによってヒロインの行動も千差万別、前作以上に葛藤し苦悩するかもしれない』とのこと。

 すばらしい。望むところです。

 

 そして乙女ゲームで1番大切な、『恋愛過程を丁寧に描き出していく』と。

 もし、この言葉通りの内容が実現するなら、まさに管理人の求めていたゲームですとも(笑)。

 

 「オトメの兵法」の時は、やはり処女作ということもあって、メーカーさんも多少、万人受けを狙ったというか、マイルド指向な面があったと思います。

上記の「絶対階級学園」を経て、個性を確立したデイジーデイジーさんが、この「魁」でさらなる輝きを見せるのか。

 とても期待しています!

 


 

期待その3、攻略キャラクターについて

 

 ここからは攻略キャラの紹介も兼ねて、具体的な期待ポイントを。

 

まず、「三国志最大の悪役」と名高い(笑)、仲穎(ちゅうえい)(とう)(たく))」から。

前作「オトメの兵法」を遊んだ人は、まず「あれ?」と思ったはずですよね。玄徳ルートに出てきたあの「仲穎」と顔が違う。ってか、明らかに別人?

 

……ひとまず別人だという前提で書かせていただくことにして、その正体もまあ気にはなりますが、それ以上に、いつ、どの段階で本物と入れ替わったのか――が重要なポイント。

なぜなら、「三国志」の仲穎は悪行ざんまい。

 この仲穎」がその悪行に手を染めているのか否かによって、プレイヤーの心情も違ってくるでしょう。

 

今更白状しますと、管理人、実は「三国志」を読んだことがありません。読んだのは、かの横山光輝先生が書かれた「漫画版三国志」のみ。

 で、この「横山三国志」の仲穎がですね。本気で反吐(へど)が出るようなキャラなんですよ。

 作中に、たまたま通りかかった村で若い女性を惨殺するシーンがありまして。 ……このシーンがいまだにトラウマで、管理人は仲穎大っ嫌いになったのです。

 だから、攻略キャラって言われても、正直萌えるどころじゃない(笑)。

 

 ……ただ。

 これは前作「オトメの兵法」で非常に感心した点なのですが。

 プレイする前とした後で、キャラクターの印象が必ずと言っていいほど変わる。それも、いい意味で裏切られるのが「恋戦記」でした。

 だから今作でもきっとそうなるんじゃないか、と期待しているのですが……果たして。

 

 お次は奉先(ほうせん)(りょ)())」。「仲穎(ちゅうえい)(とう)(たく))」の部下で、「三国志最強の男」というおいしい設定ながら、やっぱり悪名高い人。

 理由は単純で、この人、仕えた主君も世話になった人も、簡単に裏切っちゃうんです。

 洋の東西を問わず、「裏切り者」はだいたい嫌われますよね。本能寺の変を起こした明智光秀しかり、シーザーを暗殺したブルータスしかり。

 裏切った人間が居れば、影でそそのかしたり、見返りを約束したりして、「裏切らせた」人間も居ることが多いのに、なぜかそちらはさほど悪評も立たないのが不思議。

 まあ、この「奉先(呂布)」の場合、裏切った理由が「名馬」とか「地位」とか、あからさまに欲得ずくめなんですが……

 あとは、「女」。

 「三国志演義」において「奉先(呂布)」と「仲穎(董卓)」は、1人の女性を挟んで険悪になり、結果として、部下であるはずの呂布が董卓を殺してしまいます。

 

 ちなみに、この女性、最初から2人を仲違いさせる目的で彼らに近付いたのでした。

 「三国志最大の悪役」である仲穎(董卓)」を、力弱い女性が、美貌と知恵と度胸だけを武器に葬ってしまうという。……カッコイイ。惚れます。

 「魁」で主人公がそのポジションだったら、ものすごくおいしいなあ。

 あと、「三国志」の「奉先(呂布)」は、「(もう)(とく)曹操(そうそう)(げん)(とく)劉備(りゅうび)に負けて処刑されるんだけど。

 あの2人の再登場はあるのでしょうか?

管理人的には、できれば前作キャラである彼らの味方をしたい。でも、ゲームのヒロイン的には、呂布に味方するのかな?

それとも、彼のことは好きだけど、人としては玄徳たちにつくのが正しい……って苦悩したりするんでしょうか。

 それはおいしい。是非見たい(笑)。

 

3人目は「本初(袁紹(えんしょう))」。三国志においては、曹操(そうそう)のやられ役、というイメージが強い?かもしれない、(えん)一族の御曹司。

 「魁」では温和で優柔不断なおぼっちゃんキャラとして描かれるようです。

 設定はともかくとして外見の方は、ちょっと狐目で涼しげな表情とかがわりと好みだったりします。

 

 孟徳の学友、幼なじみです。

 この人のルートには、やっぱり若い頃の孟徳とか出てくるかもしれませんねえ。

 場合によっては、前作の攻略キャラとガチで戦うことになるのかな?それもまた、楽しみです。

 

4人目は「(はく)()(そん)(さく))」。前作登場の(ちゅう)(ぼう)のお兄さん。

この人は「ダーク」というより「悲劇の」ヒーローキャラですね。

早くに父を亡くし、苦労して成長した彼は、まだ10代の頃から戦国の世で頭角を現します。

戦で名を馳せ、広く人材を集めて内政にも力を尽くすんだけど、父親同様、早世してしまう。

 

この人が長生きしてたら――もっと活躍してたら――って、三国志ファン、特に呉の国ファンは誰しも思ったことでしょう。

そういえば、前作「オトメの兵法」で、「『本』の力を使って孫策を王にした人が居る」みたいな話、ちらっと出てきませんでしたっけ。

今作のヒロインにそういうことができるなら、是非やってみたいなと。

 

また、彼のルートの場合、当然のことながら出てくるはずですよね、前作攻略キャラの公瑾(こうきん)さんが!さらには、仲謀や(しょう)(こう)ちゃんの子供時代が!

正直言って、ちび仲謀やちび尚香ちゃんに囲まれて、尚且つ「お姉ちゃん」とか呼んでもらえるなら、仮に孫策がどんな男であってもかまわないって気がしますよ……。あと、()(けい)さんとかにも会えるといいな。

 

どちらかというと、にぎやかでアットホームなイメージがある呉の国チーム。

そのイメージ通りのほんわかしたイベントが見られるのか、いやいやハードモードな展開が待っているのか?どっちもいい。どっちも見たい!

 

最後は「華陀(かだ)。名医として知られ、「三国志」では(うん)(ちょう)関羽(かんう))の腕のケガを治療したりもしています。

 この人だけ役どころが特殊というか、どう話に絡んでくるのか、読めませんね。

 前作の孔明師匠同様、管理人はこういう、細身で童顔で、どっか飄々(ひょうひょう)としていて読めない感じのキャラ、好みなんですけど。

同じタイプのキャラにハマるのもつまらないし、攻略はできるだけ後に回そう……

 

 以上5人が攻略キャラ。

彼らがどのように物語を作り上げていくのか、詳しいストーリーは今のところ不明です。

 ただ、今作「魁」は「オトメの兵法」と違い、「三国志」の出来事をそのまま追っていったのでは、キャラ全員が話に絡まないと思うんですよね。特に「伯符(孫策)」は活躍した時期がちょっとずれているので。

 まあ、そこはいくらでも修正できるとして、問題は主人公の立ち位置。

 どんな立場で彼らと関わることになるのでしょう。今回は「軍師」としてではなく、「武人」として戦うことになりそうな感じですが……

 果たして誰と、何のために戦うのか?

 前述のように、乱れに乱れた時代です。正義vs悪の構図でもなければ、それぞれが信じる理念を掲げて――っていうのですらない。

もっとむき出しの勢力争い、あるいは生き残り合戦になります。そんな中、主人公はいったい誰の味方をすればいいのか?

 

 予想としては、乱世を背景にしつつも、前作よりオリジナル要素の強いお話になるんじゃないかと思います。

 共通ルートも、もしかしたら1本道ではなく、早い段階で個別に分かれるのかもしれませんね。……管理人はまあ、分かれない方が好きですが。

 いずれにせよ、「恋愛」は乙女ゲーのメイン要素、メーカーさんの腕の見せどころ。

 この「魁」でも大いに期待しています!

 

 発売日は今のところ未定となっていますが、急がずじっくり、いいものを作ってほしいですね。

  (※追記 発売日決定!6月30日だそうです!→8月25日に延期になりました)

 そして「遊んでよかった」「買ってよかった!」と思わせてくれる作品を是非届けてほしいと思います。

 以上。気になることがあったら、また追記します。


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