「遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド」発売決定について

 

祝・「遙かなる時空の中で6」続編発売決定。

 続編の製作自体はツイッターで発表済みでしたが、8月に入り、公式ホームページもオープンしましたね。

 発売予定日は1222日。これからおよそ4ヶ月、少しずつ情報が追加されていくことでしょう。

 

 さて、こちらのページでは、現在明かされている情報をもとに、「幻燈ロンド」がどんなゲームになるか考えてみました。

 プレイ日記をお読みくださった方はご存知かと思われますが、管理人の「6」本編への評価はけっこう辛口です。

 このページにもそうした要素が含まれますので、ご注意くださいませ。

 

 

「幻燈ロンド」の舞台は、「6」本編の危機を乗り越え、復興に向けて歩みつつある帝都。

 主人公・高塚梓は仲間たちと力を合わせ、帝都のため、怨霊退治に尽力しています。

しかし、復興のためにひらかれたイベントで事件発生。

梓と仲間たちは、再び運命の歯車に巻き込まれ……といった感じ。

 

 鍵を握るのは、新キャラクター「萬(まん)」(声:下野紘)。

 彼は人間ではなく、自働人形(オートマタ)で、なぜか梓を御主人(マスター)と呼びます。

 

 オートマタ、って聞くと、管理人が真っ先に思い浮かべるのは、少年サンデーの重鎮・藤田和日郎先生の『からくりサーカス』ですが。

 あの漫画では、錬金術によって生み出された「意思を持つ人形」がオートマータ、と呼ばれていました。

 元ネタは何だろう……と試しに「自動人形 元ネタ」で検索してみたところ、出るわ出るわ。

 

 本来オートマタとは、1819世紀のヨーロッパで流行した西洋式「からくり人形」のことなんだそうです。

 日本でもお茶汲み人形とかありますが、西洋のからくり人形は楽器を弾いたり、絵を描いたり、チェスを指したりと、なかなか芸達者。

 要は仕掛けの施された機械であり、人形が自分で考えたりしゃべったりするわけじゃありません。

 ないんですが、「動く人形」というのは、やはり人間の想像力をかきたてるのか、「心を持った人形が人間に恋する」といったロマンスから、「製作者の怨念が宿った人形が復讐する」系のオカルトまで、物語のネタとしてはけっこう定番みたいです。

 

 その定番ネタを、敢えて「6」の続編に持ってきたのはなぜか――。

 舞台が「大正」だけに、純和風ではない、西洋っぽいネタも入れたかったのでしょうか。

さらに「遙か」は恋愛アドベンチャーで、新キャラ「萬」は攻略対象。そして主人公・梓をマスターと呼びます。

 

 ……主従ネタですか。嫌いか好きか、で言えば管理人も好きですが。

 ただ、「主」と「従」の性格や関係性にもよるかな。

 梓は純粋で心優しいお嬢様タイプ。自働人形・萬はパッと見、感情の乏しい人形タイプ(ていうか、人形なんですが)。

 つまり「幻燈ロンド」のメインは、「心ない人形が純粋なヒロインとの交流を通し、愛に目覚める」という純愛ストーリー!

 ……なんかもう、お約束にお約束を重ねたって感じで新鮮味の欠片もない気がしますが、王道ストーリーもとことん突きつめれば個性的に感じられるように、何か「新しい」と思えるものがあってくれればいいなと思います。今のところはちょっと、食指の動く要素がありません(笑)。

 

 新キャラクターはもう1人発表になっています。

「藤堂尚哉」。

復興に協力する財閥の跡取り息子で、道楽家で、女性関係も華やか。ただし「攻略対象」とは書いていません。

 まあ、攻略対象でもないイケメンを続編に出してもしょうがないと思うので、さしずめ隠し攻略キャラで今回の敵キャラ、ってところでしょうか(他に敵キャラ候補が居ないし……)。

 なぜか声優さんは「???」になっています。

そこを伏せる意味って何かあるのかな……?誰か重要キャラと同じか、あるいは「5」の某キャラと同じ声優さんで、その正体は○○だったり?

(※9/26追記

 声優さんが発表されてました。「近藤隆」さん。

「夢浮橋」の北斗星君や、「遙か5」の桂小五郎役の人だそうです。)

 

物語としては、「6」本編・大団円エンディングの続きになるようです。

つまり、主人公は誰ともくっついていない状況から、あらためて恋愛する形になるわけですね。

こういうのって、1度は恋人同士になった事実をナシにして1から作り直すわけで、前作とかぶらないようにするのがけっこう難しいところですが、その点はルビーパーティーさんの得意分野なので、特に心配はしていません。

 

また、「幻燈ロンド」では「6」本編と違い、物語の冒頭で「八葉」が選ばれるようです。……主人公の梓じゃなくて、白龍の神子である千代の八葉ですよね?念の為。

前作は、ストーリーの制約から(?)、攻略キャラ同士のイベントが少ないのが難点でした。

今作では、例えば帝国軍の有馬と鬼の一族のダリウスを一緒に連れ出して、イベントを見たり、戦闘したりできるんでしょう。

そういうの、ルビーパーティーさんはやっぱり上手ですから、キャラ同士の掛け合いについては、多分おもしろいものができるだろうと思います。

 

システムについては未発表。

(※9/26追記

 基本的なシステムは「6」のままのようです。

 ただ、主人公が生活する「拠点」が「蠱惑の森」「下宿」「旧軍邸」「ハイカラヤ」の4つから選べるようになりました。

「蠱惑の森」はダリウスとコハクとルードと虎、「下宿」は有馬と秋兵、「旧軍邸」は九段と千代、「ハイカラヤ」は里谷とのひとつ屋根の下イベントが楽しめるようです。

 ……だいぶ人口密度が違いますね。「ハイカラヤ」なら里谷と蜜月じゃないか(笑)。)

 

ストーリーの詳細については明かされていません。

ただ、前作では「怨霊という存在の悲しさ」や「黒龍の神子が主役ならではのイベント」的なものがほとんど描かれていなかったので、できれば入れてほしいと思います……けど。

なんとなく、「怨霊」=ただのザコキャラ、黒龍の神子、だからどうした的な流れが踏襲されそうな予感……。

そもそも、特に支持されているわけでもない大団円エンドの続きという設定からして、(形はどうあれ)和解が為された状態でゲームを始めることにより、帝国軍がどうしたとか鬼の一族がどうだとかいう面倒くさいことはスルーし、とにかく梓と攻略キャラをイチャイチャさせるぞー!的な開き直りがなんとなく匂うのですが、まあ、それを喜ぶ人も確実に居るでしょう。

 

……さて、辛口ムードがだんだん濃くなってきたので、ここからはさらに辛いことを書かせていただきます(笑)。

 

ネットで「続編決定」の報を聞いた時、管理人の頭にまず浮かんだのは、「……売れるかなあ?」という疑問符でした(笑)。

続編ですから、「幻燈」の購入者は「6」を買った人にほぼ限られる。で、「6」を遊んだ人の何割が買うかなあ……と。

 

確かに「6」本編は、巷では「良作」と呼ばれることもあり、アマゾンさんのレビュー評価も高止まりしています。

管理人的には、「遙か6」は大きなマイナス要素がないせいで、全体としては良ゲーにも見える、というだけの話じゃないかと思ってるんですけどね。

大きなマイナス要素、とは「5」でいうところの主人公の性格とかです。

絵はキレイ、音楽は美しい、キャラクターは魅力的、恋愛イベントの質も高い。ストーリーはまあアレだけど、もともと「遙か」にそこはそんなに期待してない(笑)。

……こうした要素を足し算すると、最終的にはプラスになる、というだけで、それを高評価と呼んでいいのかどうか――。

 

ぶっちゃけ「6」って、「可もなく不可もなし」ゲームだと思うんですよ。

 おもしろいかつまらないかで言ったら前者だけど、驚きや感動が少ない。例えば「3」のように、心の深い所に刺さっていつまでも抜けないトゲのような痛みがない。

そういうゲームって、下手をすると、いわゆるクソゲーよりも印象に残りにくかったりしますよね。遊んで数ヶ月たつと、もうキャラクターの名前も思い出せなかったりとか。

 

 個人的には、そんな「可もなく不可もなし」ゲームの続編作って売れるかなあ?と心配したりするわけですが、まあ余計なお世話ですね、実際(笑)。

公式ホームページでは、オープンと同時に「予約受付」も開始され、いつものトレジャーBOXに加えてハネムーンBOXやら、店舗別特典やら、実ににぎやかです。

「6」をPSPで買った身としては、当たり前のように続編は「Vita」のみっていう状況もちょっぴり思うところはありますが、それはしょうがない、と割り切るしかないのかな……。

 

とまあ、色々好き勝手に書きましたけど、この「幻燈ロンド」、購入するかどうかは今のところ未定です。

本編を買った時は、一応「おもしろいかも」と期待しながら買いました。

今回はまだそれがありません。

というより、主人公の性格と自分の趣味が合わないってことはもうわかっちゃってるので、それで買うのもなあ……と。

 

管理人は基本「遙かシリーズ」好きなんで、例えば「コルダ4」の「片想いシステム」のように、何か「新しい!」と思える要素が今後追加されればわかりませんが。

 主人公は梓と千代の選択性、とかだったら絶対買いますよ!(笑)




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