「遙かなる時空の中で6」プレイ日記

 

第7回「さすがにこれはひどくない?」

 

 主人公が何も行動を起こさないまま、3章の最後には、事件が起こります。

 軍の「計画」に対して、反対派の市民がデモを決行。

 デモ隊が参謀本部を目指していると知り、このままでは流血沙汰にもなりかねないと、梓、萩尾、千代の3人で本部に向かいます。

 

 市民と軍の衝突って、遙からしくもないヘビーな展開だなあ。これ、どうやって解決する気なんだろう……。

 不安を抱えつつ、辿り着いた本部。

 そこにはデモ隊を静めようとしている有馬や片霧の姿もあり、一触即発の空気がただよっています。

 そんな時、デモ隊の中から、聞き覚えのある声が。

 

 ……え??

 

 デモを率いていたのは、「あの人」(※ネタバレ自粛)でした。

 嘘。なんで??

 一瞬、頭が白くなったよ。

 

 いや、軍の計画に反対する気持ちはよくわかる。「どうしてあの人がこんなことを?」とかショックだったわけじゃなくて。

 まさか、この展開……「あの人」と戦えと?

 軍に味方して?そんな選択肢、プレイヤーの中には存在しません。

 

 なのに、強制戦闘……。嘘だろ……(呆然)。

 念の為聞きますけど、これって通常のストーリーなんだよね?バッドじゃなく。

 なんだってこんな気の重い展開になるんですか……。製作者様は、プレイヤーを楽しませたくないんですか??

 

 幸い、「あの人」はあっさり退いてくれます。目的はわかりませんが、ここで強行突破するつもりはないようです。

 デモ隊を制圧するのは、軍の「計画」によって組織された、心無き兵士たち。

 ……これは比喩ではなく、兵士たちは本当に自我を失っているように見えます。ヤバイ薬でも使っているのか、何かにとり憑かれているのか。

 

 デモ隊の半数近くはその場で捕縛され、ひとまず騒ぎは静まります。

 無力感を抱えたまま、軍邸に引き返す梓たち。

 ただ、千代だけは、兵士たちのあまりに異常な様子から、何かに気づいたらしく。

 その夜、1人で邸を抜け出し、参謀総長に会いに行きます。萩尾や梓に何も告げることなく。

第3章はここで幕切れ。第4章が始まります。

 

 翌朝、梓のもとに届いた知らせ――。

 それは、千代が何者かに襲われ、病院に運ばれたというものでした。

 萩尾と共に病院に駆けつけてみると、千代は意識不明。

 彼女に何があったのか……ショックを受ける間もなく、参謀総長に呼び出されます。

 きのうのデモのことで、事情聴取をしたいんだとか。首謀者の「あの人」と、梓たちが知り合いだから、でしょうね。

ただ、こっちにも聞きたいことはある。ものすごく、ある。

 

参謀総長に会いに行き、その後、意識不明となって見つかった千代。

 軍の計画で組織された兵士たちの、あまりに異常な振舞い。

 怪しいなんてもんじゃない。どっからどう見ても、帝国軍は「クロ」ですよね?

この状況で、主人公は何をするのか。彼女が選んだ行動は――。

 

……怨霊退治でした。

 

参謀総長「今まで通り、怨霊退治に励んでくれたまえ」。梓「……はい」

 片霧秋兵「怨霊退治で各地を回れば、(デモを起こした)彼の情報も入るかもしれませんし」梓「それは……確かに」

 

 いいかげん、プレイヤーをナメているのかという展開に、けっこう本気で腹が立ってきたんですが。

 梓も萩尾も秋兵も、なんでこの状況で総長を疑わないんだ。

 多少の疑念は持っているようですが、普通なら「多少」どころじゃないでしょうに。

 

 梓「総長さんは、『神子』を道具としか思っていないような……」

 

 そんなことはわかってるよ。

最初っから、利用する気満々だったろーが。まさか、「共に帝都を守る対等な仲間」として迎え入れてくれたとでも思ってたのかい?

 

 さらにトドメとばかりに、総長は来たる軍の「夜会」で神子に大尉の地位を与えるそうです。

 軍には「龍神」の加護がある、軍こそ正義だ、と示すためのパフォーマンスですね。

 

 プレイヤー的には、大尉の地位なんていらねーよ、と思うけど、ここも選択肢は出ません。

 夜会の警備に当たるのが、例の怪しい兵士たちと知って、彼らに近付けば何かわかるかもしれない、と梓は思ったようです。

 あー、はいはい。そうですか。

 調べたければ、もっと別の方法があると思うけどね。で、夜会で何もわからなかったら、おとなしく大尉になって帝国軍のために働くのかい?

 

 なんかもう、だめだ。

 この主人公に感情移入できない……。

 性格がダメとかいうんじゃなく、これはストーリー自体がそもそもおかしいんですね。

 無理な展開に合わせて動くから、主人公までおかしく見える、と。

 

 ……なんか、予想外に厳しいことを書いている自分に、自分でも不安になってきた。こんなはずじゃなかったんだけど……(汗)。

 ラストの盛り上がりと、いまだ明らかになっていない鬼の一族の目的に一縷(いちる)の望みを託し、ゲームを続けたいと思います。




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