「遙かなる時空の中で6」プレイ日記

 

 第1回「差し出された手は何処へ誘う」


 2015315日、「遙か6」(PSP版)、入手。

 なぜ発売日の12日でないかというと、それは管理人の住んでいるのが北海道だからです。コミック・週刊誌・ゲーム等の入手は、首都圏に比べて1〜3日、遅れるのが常です。

 雪で電車が止まったりすると、さらに遅れます(笑)。今回は幸い、そうした悪天候の影響も受けずにすみました。

 数年ぶりの遙か新作、プレイ開始です。

 

 まずは名前と誕生日の入力。キャラが声つきで呼んでくれると嬉しいので、名前は「高塚梓」のままにしました。

 誕生日はいつも自分のを入れています。五行の属性は毎回違いますが、今回は「金」でした。

 

 名前入力の後は、オープニングムービーが流れます。

 アニメではありません。キャラ紹介も兼ねたスチルが流れる、乙女ゲームとしては基本的な作り。ただ、絵とか音楽は、あいかわらずキレイですね。

 

 ――物語の冒頭。

いかにも怪しい人影が、夜空の下で、何やら密談しています。

 ダリウス、ルードハーネ、本城政虎。

 鬼の一族の3人組です。

 

 場面はすぐに切り替わり、東京駅。

 おそらくは怨霊を警戒して巡回中の、有馬一と片霧秋兵。帝国軍精鋭分隊の2人が顔見せです。

 彼らの会話から、今夜、帝国軍が神子召喚の儀式を行っていることがわかります。

 彼ら精鋭分隊は参加しないようです。しかし、片霧は「嫌な予感がする」と。まあ、冒頭の密談からして、何か起こるのは確実ですが。

 

 で、再び場面は変わり、ようやく我らが主人公・梓の登場。

 公式ホームページで公表されていた通り、祖母の見舞いに病院に行ったところ、謎の鈴の音を聞き、時空移動してしまいます。

 

 気がつけば、そこは――何やら暗い場所。

 軍服姿の男たちがずらりとお出迎え……うわ、怖いよ(汗)。

 その中に1人、雰囲気の違う男(萩尾九段)が居て、何やら話を始めようとしたところで、鬼の一族・本条政虎が単身、乗り込んできます。

 

 萩尾は「鬼」に対して敵意満々。

どうでもいいけど、大正時代になっても、いまだに「鬼」が異端者扱いってどうなのよ。

 西洋人そっくりの人たちを迫害してるのって、ヨーロッパ諸国の手前、体裁悪いんじゃないの?

 

政虎は両手に装着したアイアンクローみたいな武器で戦っています。戦い大好きな人なのか、すごくいきいきしてる。

 てか、いきなり刃物で斬り合ってるよ、この人たち……女子高生の前で、だから怖いんだって(汗)。

 

 さらに、後から現れたダリウスの「陰形(おんぎょう)の術」で瞬間移動。どこかの森に移動します。

今までのシリーズでも鬼の一族が使っていた術だけど、主人公目線で体験するのは初めてですね。すごい便利だわ。おかげで、えらくスマートに誘拐されました(笑)。

 

 出迎えるルードハーネ。

梓を一目見るなり、「失望した」。

「見れば見るほど何の特徴もない」って……、ちょっと言いたいことがわかりにくいけど、要は「神子」というから期待してたら、普通の女の子だった、ってこと?

 いきなり失礼な奴だな(笑)。

あー、「遙か2」で深苑にさんざん蔑まれたいや〜な記憶が蘇った。ルードくんがあのタイプじゃありませんように……。

 

 帝国軍は怖いけど、3人組もいかにも怪しい。

 とりあえず逃げ出す梓ですが、見覚えのない町並みに困惑するばかり。「あの建物、見たことある」と近付いてみると……そこは、東京駅でした。

ここで管理人、「豆辞典」をひらいて用語チェック。

東京駅の駅舎は、1914年に建てられたということがわかります。へー、そんな昔からあるんだ。知らなかった。

 しかし、東京駅にしては様子がおかしい。妙に静かだし、周りに高いビルもないし。

 夜道に人影があったので、道を尋ねてみると……

 

 怨霊でした(笑)

 

 危機に陥る梓。そこに、鬼の一族・ルードくんが現れます。

「怨霊に道を聞く人は初めて見ましたよ」

 すいません、こっちは怨霊を見ること自体初めてです。

 

ここで初戦闘となります。

今回、主人公の武器は「銃」。

女子高生が銃器の扱いを覚えるなんて大変だろうなあ……と思ってたんですが、それは「神子の力」ってことで、あっさり解決。

武器が戦い方を教えてくれる、ということのようです。便利だな、神子の力。

 

 とりあえず怨霊は倒せましたが、ルードくんに捕まっちゃいました。まあ、逃げようにも、この世界が主人公の知っている世界じゃない――何かおかしいのはわかってきましたしね。

 ちなみに主人公が「異界から来たらしい」と気づいたルードくん、意外そうな顔をしています。

 ん?「召喚の儀式」のことは知ってたんだよね?「召喚」って同じ世界の中から呼び出されるもんなの?

 

 一方、ここが自分の世界ではないことを知った梓、大いにショックを受けます。

 そんな彼女を見て、「泣いても仕方がないでしょうに」と冷めた発言をするルードくん。

 まあ、そりゃそうだ。泣いてもしょうがない。けどね。あまりにもぶっ飛んだ状況を受け入れるには、そういう過程も必要なんだよ。

 

 一方、後から現れたダリウスの方は、「可愛そうに」と同情的発言。優しいことを言ってくれますが……なんか、いかにも弱った人間にかける甘い言葉、って感じがして、素直に受け取れない。むしろ、罠の匂いがぷんぷんします。

 要するにこの人たち、うさんくさいですわ。

 なんか目的があって神子を拉致ったのは間違いないけど、その目的って、多分「正義」に分類されるものじゃないんだろうなあ……。

 それは多分、帝国軍の側も似たようなものだろうし。今回、味方居るのか?(笑)。

 再び瞬間移動でダリウスの邸に運ばれる梓。前途多難。

 

 場面は再び変わって、帝国軍。

 例の儀式が行われた場所に、参謀総長の片霧(父)が来てました。

 あっさり神子を奪われたのはおまえの責任、と萩尾を責めています。

 公式では「厳格」と書いてあった人。でも、「厳格」ってより「冷酷」じゃない、これ。なんか雰囲気がちょっと悪人ぽい……。

 いや、それよりも、聞き捨てならないセリフが1個あったんだけど、これってスルーすべき?

 警備に当たっていた近衛兵、「全滅」って。

 

 え……殺したの?いつのまに?確かに斬り合ってはいたけど、血しぶきとか出てなかったよね?梓も落ち着いてたし……。

 皆殺しって、さすがに悪人過ぎない?(汗)

 そんな人たちと、主人公が普通に会話してたらおかしいと思うんだけど……。

 それとも、梓とダリウスたちが去った後で、近衛兵たちに何かあったの?ってことは、犯人は萩尾か(笑)。

 

 まあ、あくまで片霧父のセリフからの推測なんで、何とも言えませんが。

「全滅」って、単に「手も足も出ず負けた」くらいの意味かもしれないね。うん、きっとそうだ。

 ひとまずスルーして、先へ進みます。

 

 ちなみに神子の捜索には、精鋭部隊の2人(有馬と片霧)も参加することになりました。

 さて、ここでちょっとしたイベントが。

「神子の顔はしかと見た」と自信満々、主人公の似顔絵を描き始める萩尾。

 ……これで見つかったらすげえだろという人相書きを仕上げて、2人に手渡します。困惑する2人の様子がおもしろい……。

 

 なんか、意外にいいわ、萩尾(笑)。

 繊細なタイプかと思いきや結構マイペースで、美形なのに、どっかとぼけたじいさんみたいな雰囲気がいい。(誉めてますよ、念の為)

 真面目でお堅い帝国軍の中で、今後も楽しませてくれる存在になりそうな予感。

 

 ともかく、序章は終了。

続いて、第1章の幕開けとなります。

 なお、章タイトルのバックは活動写真風。なかなか細かいですね。無機質な白黒絵が、徐々に色彩を帯びていく……って表現もいい。

 

 見知らぬ洋館で目覚めた梓。

 ダリウスとルードくんから、あらためて状況説明を受けます。

「とりあえず状況を整理したいので、話してもらえますか」と自分から言い出す主人公に、(管理人の)好感度アップ。

 うんうん、そうだね。まずは1つ1つ確かめていかなきゃ。

 

 で、話を聞くわけですが……。

 状況を理解するには、言葉で説明するより見た方が早い、ということなのか、ダリウスと2人で、お出かけすることになりました。

 連れていかれたのは愛宕山(あたごやま)。

 ここで何をするつもりなのかと思えば……いきなり怨霊と戦わされました(笑)。

 紳士なツラして、スパルタだな、ダリウス!まずは実戦かよ!

 まあ、問題なく勝てましたけどね。

 その後、戻ってきたダリウス邸でまた話を聞いたりして、主人公にもだんだん状況がわかってきました。

 

 彼ら鬼の一族と、帝国軍とは敵同士。

 帝都では今、怨霊が増えて困ってる。

 主人公を呼び出したのは帝国軍。彼ら鬼の一族は、自分らの目的のために、それを拉致った、と。

 その目的についてはまあ、「鬼のせいで怨霊が増えた」という濡れ衣を晴らすためだって言ってますけど、多分それだけじゃないんでしょうね。現段階では、明かしてもらえません。

 

 主人公としては、当然、元の世界に帰りたい。

 そのためには、どうやら、怨霊を何とかするしかない、らしい。

 帝国軍に「神子」として捕まったら、あまり人道的な扱いは望めないだろう、とダリウスたち。

「自分たちの利害は一致している。仕事仲間だとでも思って協力してくれればいい」。

そう言って、自分の手を差し出してくるダリウス。

「これから、よろしく」。

 

 ここで「手を取る」か「ためらう」か、選択肢が出ます。

 管理人的には、それこそPSP持ったまま、さんざん「ためらい」ました。

 ダリウスたちも怪しいです。

 ゲーム始める前は、「迫害され、濡れ衣を着せられている被害者」と言うのもありえるかと思っていた鬼の一族ですが、明らかにそんなヤワじゃないよ、この人たち。

 知らないうちに悪事に荷担させられるのはヤだなあ……。

 

 ただ、結局は「手を取る」方を選択しました。

 序章からここまでの流れが、管理人なりに一応、納得できたからです。

 

 これはあくまで個人的な意見ですが。

 管理人は「遙か」シリーズ始めた時にですね、序盤の展開に納得できなかったんです。

 藤姫とか紫姫みたいな、いかにもいたいけな子供が目を潤ませて、「京を救ってくださいませ」って言われて、「神子」をやることになる……。

 断ったら、こっちが悪人みたいじゃないですか(笑)。

だけど、見も知らぬ世界を救うために、いきなり前向きになんてなれるかって話です。

 それならいっそ、「自分のためにおまえを呼び出したんだ。さあ、働いてもらうぞ」的なアクラムの方が、共感はできないけど、まだ納得できる。

 

「遙か6」の場合、鬼の首領・ダリウスは、「利害が一致しているから」と協力を申し出てきます。

あくまで互いの目的のために協力し合う(あるいは、利用しあう?)ってことで、わりとビジネスライクな関係を想像させます。

いきなり異世界に連れてこられて、「神子だからこうしろ」「そうするのが正しいんだ」と押し付けられるよりかは、だいぶマシかな、と。

 どうしようもない悪事を企んでいるとわかったら、その時、縁を切らせてもらうことにして、とりあえずは、このいかにも怪しい美青年のお手を取らせていただくことにしました。

 さてさて、どうなることやら。





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